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while文

while文は繰り返し処理をしたい場合に使用します。

while文の基本形
while 条件式
do
	コマンド  (条件式が真である間繰り返し実行される)
done

while文の例を記します。

cnt=0

while [ $cnt -lt 10 ]
do
        cnt=`expr ${cnt} + 1`
        echo $cnt
done

上記シェルスクリプトは「cnt」変数が10より小さい間は条件式が真となりdo〜doneまでの処理が実行されます。
まずは実行してみましょう。

ファイル名「prog007.sh」として保存したときの実行例です。

$ chmod u+x prog007.sh
$ ./prog007.sh
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10

do〜doneまでの処理が10回繰り返されていることがわかります。
11回目に条件式に処理が渡ったときは判定で偽が返されwhile文を終了します。

条件式で使われている「-lt」演算子は「左辺が右辺より小さい」という意味を表します。

数値比較演算子
演算子意味
-eq等しい
-ne等しくない
-ltより小さい
-le以下
-gtより大きい
-geより小さい