if~then~else文では、条件式に一致する(真)か、一致しない(偽)の2分岐のみでしたが、条件式でも3つ以上の分岐をさせたい場合もあります。そのような場合、if文を下記のように記述します。

#!/bin/sh
read a

if [ $a = "0" ]; then
    echo "True"
elif [ $a = "1" ]; then
    echo "False"
else
    echo "Other!"
fi

キーボードから「0」と入力しEnterキーを押せば「True」が、「1」なら「False」、それ以外なら「Other!」がプロンプト上に出力されます。

if~then~elif~文の基本形は以下のとおりです。

if [条件式1]; then
    コマンド1

elif [条件式2]; then
    コマンド2

else
    コマンド3

fi

条件式を4つ定義したい場合は、elifをひとつ増やしてやれば可能ですし、同じように5つ、6つと分岐を増やしてやることができます。